HL万都、自動車安全を支えるクリティカルなシステムを保護するためにPlaxidityXと提携
HL万都、自動車安全を支えるクリティカルなシステムを保護するためにPlaxidityXと提携
HL万都、自動車安全を支えるクリティカルなシステムを保護するためにPlaxidityXと提携
今回のプラクシディティ エックスとの提携により、HL万都はサイバーセキュリティ機能を強化し、新たな国際規制・規格への準拠に向け対応を進めます。
2022年9月19日 韓国・ソウル、イスラエル・テルアビブ発――自動車システムの世界的なトップサプライヤーであるHL万都と、モビリティプラットフォーム向けサイバーセキュリティ製品・サービスの世界的なリーダーであるPlaxidityXは、本日、HL万都のサイバーセキュリティ機能を強化するための覚書に署名しました。
この度のプラクシディティ エックスとの提携により、HL万都は、自動車業界の全サプライヤーに対し性能要件と監査要件への適合を義務付ける、自動車サイバーセキュリティの新たな国際規制への準拠に向け対応を進めることができます。
1962年に創立したHL万都は、ブレーキやステアリング、サスペンションといった自動車の安全に欠かせないシステムの世界的なティア1サプライヤーで、自動車OEM上位9社をはじめとする60社以上とビジネスを行っています。現在は自動運転車やコネクテッドカーの実現に向け、統合型シャーシシステムやPHM(故障予知・寿命予測)への技術領域の拡大、およびコネクティビティを通じた自社システムへのサイバーセキュリティの適用に取り組んでいます。
両社の提携により、サイバー攻撃からの自動車の保護に加え、新たな国際法規と国際規格への準拠のサポートなど、HL万都のサイバーセキュリティ機能が強化されます。自動運転車や電気自動車、コネクテッドカーの開発を前進させるには、こうした機能が重要です。
HL万都のプレジデントであるSeonghyun Cho氏は次のように述べています。「今回の提携は、自動車業界のメガトレンドであるCASEの前進を安心・安全とともに支えるという当社のビジョンの一環です。プラクシディティ エックスのサイバーセキュリティソリューションによって、当社の提供する自動車の安全に必須のシステムが保護されれば、当社製品がサイバーセキュリティ規制に準拠するのはもちろん、各OEMや、最終的にはそのお客様に、安全な走行への信頼をお届けできるでしょう」
プラクシディティ エックスは、世界各国の主要な自動車OEMとの様々なサイバーセキュリティプロジェクトから専門知識を得ています。プラクシディティ エックスのECUプロテクションと自動車脆弱性管理テクノロジーを利用することで、HL万都以外のHLクレムーブなどの系列会社についても、安全に欠かせない複雑なシステムのセキュリティを向上させることができるようになります。また、コンプライアンス要件を満たすのに不可欠な、サイバーセキュリティテストや、脅威分析とリスクアセスメント(TARA)といったコンサルティングサービスや技術サービスも提供されることになっています。
プラクシディティ エックスのCEOのRonen Smolyは次のように述べています。「HL万都からサイバーセキュリティのパートナーに選ばれ、光栄です。サイバーセキュリティの向上による自動車の保護と、新たな規制・規格への準拠において、HL万都と提携していくことを楽しみにしています。今回の提携によって、卓越した品質を誇るHL万都の自動車システムと当社の最先端サイバーセキュリティソリューションという両社の一番の強みが合わさります。これにより、真の意味でハイエンドな車、つまり安心・安全な車が、メーカーから消費者の皆様へと届けられることでしょう」
PlaxidityXについて
プラクシディティ エックスは、コネクテッドモビリティ向けサイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、自動車用組み込みシステムおよびバックエンド、フリートレベルのセキュリティ機能に関する製品およびサービスを提供しています。2014年に設立されたプラクシディティ エックスは、イスラエルのテルアビブに本社を置き、ミシガン、シュトゥットガルト、パリ、東京、ソウルにオフィスを構えています。プラクシディティ エックスは、自動車用ソフトウェア製品およびサービスの大手プロバイダーであるElektrobitの独立子会社です。PlaxidityXについての詳細は会社ウェブサイトhttps://www.plaxidityx.com/ja/をご覧ください。