フォードトラック、規制要件を満たし市場投入までの時間を短縮するためにPlaxidityX(旧Argus)と提携 フォードトラック、規制要件を満たし市場投入までの時間を短縮するためにPlaxidityX(旧Argus)と提携

フォードトラック、規制要件を満たし市場投入までの時間を短縮するためにPlaxidityX(旧Argus)と提携

プラクシディティ エックスのコンサルティング・サービスチームがフォードトラックに包括的な車両レベルのペネトレーションテストを提供し、F-MAXトラックのUNR155型式認証取得を支援

イスラエル、テルアビブ、2024年4月17日– 自動車サイバーセキュリティの世界的リーダーであるプラクシディティ エックスは本日、新型フォードトラック、F-MAX大型トラックの車両レベルのペネトレーションテストプロジェクト完了を発表しました。UNR 155サイバーセキュリティ規制に則った車両レベルのペンテストは、フォードトラックがF-MAXモデルの型式認証を取得する上で重要なマイルストーンとなりました。

F-MAXの市場投入計画を達成するため、フォードトラックは、UNR 155の要件に沿った包括的な車両レベルのペンテストを可能な限り短期間で実施できるパートナーを探していました。UNR 155規制は、自動車メーカー(OEM)がすべての新型車種(自動車、トラック、バスなどを含む)の型式認証取得の際に義務付けられるサイバーセキュリティフレームワークです。車両レベルのペンテストは、車両のE/Eアーキテクチャとソフトウェアが、規制に詳述されているさまざまな脅威から保護されていることを検証するために使用される方法です。

フォードトラック、リーダーのEmrah Duman氏は以下のように話しています。「私たちは、経験、知識、方法論、専門知識などの実績に基づいて、車両レベルのペンテストをプラクシディティ エックスにお願いしました。プラクシディティ エックスが極めて短期間のうちにテストを完了し、かつ高い品質の結果を出し、監査機関に提出する必要書類を作成する能力を持っているということは、私たちのビジネス目標を達成するために非常に重要でした。」

プラクシディティ エックスのコンサルティング・サービスチームが実施した車両レベルのペンテストは、重要なコンポーネントについて侵害など悪用される恐れのある潜在的な脅威を特定するため、UNR155の要件をすべて網羅しました。その範囲は、バックエンドサーバーとの双方向通信以外にも、コンポーネント(ECUなど)とネットワークインターフェースなど、様々な車載テストも含まれていました。

プラクシディティ エックスのユニークなテスト手法を用いて、複数のテストを並行して実施することで、テストの全範囲を迅速に完了しました。テスト実施後、プラクシディティ エックスは詳細な報告書と軽減策を作成し、フォードトラックは型式認証のために監査機関にこれらを提出しました。

「プラクシディティ エックスは、世界をリードする自動車ブランドと協力して、サイバーセキュリティのレベルを向上させ、規制遵守の取り組みに効率よく対応できるようにします。当社のサイバーセキュリティ・コンサルタントは、OEMのコンプライアンスへのニーズを深く理解し、広く監査機関から認められているペンテストプロセスを提供します。この能力によって、OEMは迅速な型式認証取得および生産スケジュールの目標達成について安心感を得ることができます。」とプラクシディティ エックスのコンサルティング・リサーチ担当VPのYehuda Kaufmanは述べています。

フォードトラックについて

フォード・オトーサンのグローバルな大型商用車ブランドであるフォードトラックは、トラクター、建設トラック、重量16トン以上の物流トラックなど、さまざまな車両を生産しています。2019年に「インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤー(IToY)」を受賞したF-MAXは、高い評価を受け、世界的に需要が増えました。フォード商用車の品質、耐久性、効率性の実績は、非常に優れたトータルコスト(TCO)を所有者にもたらし、フォードトラックの国際製品戦略を支えています。フォードトラックでは、半世紀以上にわたる設計と生産の経験と、市場に特化した製品開発の専門知識を融合させ、新型エンジンを含む車両の主要コンポーネントのエンジニアリングを行っています。現在、ヨーロッパ、中東、アフリカ、CISで事業を展開しており、3大陸で国際的なネットワークを拡大し続けています。世界中で何十万台ものトラックが、フォードという信頼とともに販売されています。フォードトラックとそのグローバルな製品展開に関する詳細はこちらからごらにただけます。www.fordtrucksglobal.com.

PlaxidityXについて

自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるプラクシディティ エックスは、自動車メーカーとそのサプライヤー向けにDevSecOps、車両セキュリティ、フリートプロテクションのテクノロジーとサービスを提供しています。プラクシディティ エックスのソリューションは、自動車のコンポーネント、ネットワーク、フリートがそのライフサイクル全体を通じて安全で規制に適合できるよう支援しています。

プラクシディティ エックスのイノベーションとソリューションは、数十年にわたるサイバーセキュリティと自動車に関する研究に基づいています。当社は、取得済みと申請中を合わせて100件以上の特許を所有しています。

2014年に設立され、プラクシディティ エックスは本社をイスラエルに構え、米国、ドイツ、フランス、日本、韓国にオフィスを展開しています。

多くの運転者に私たちが安心をお届けしている方法について