IDXM: Intrusion Detection Extended Manager

AUTOSARおよびLinux、QNX、Android ECUのセキュリティイベント管理を統合

PlaxidityX IDXMは、自動車向けセキュリティ標準をAUTOSAR以外にも、Linux、QNX、AndroidベースのECUにも拡張するソリューションです。セキュリティイベントの収集、フィルタリング、レポート作成を一元化することで、規制対応と運用効率の向上を実現します。

ユースケース

クロスプラットフォームのイベントログ管理に関する規制要件への対応

ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)は、AUTOSARとRich OS(Android、QNX、Linux)を組み合わせたハイブリッドアーキテクチャで構成されています。2020年にAUTOSAR向けのIdsMが導入されましたが、テレマティクスやインフォテインメントで使用されるLinux、QNX、Androidといった高機能OSには、同様の標準化されたセキュリティイベント管理の仕組みが十分に整備されていません。その結果、車両内のセキュリティイベントはプラットフォームごとに分断され、車両全体を横断したセキュリティ監視が困難になっています。
UNR 155およびISO/SAE 21434の要件を満たすためには、自動車メーカーはバックエンドのvSOCを誤検知のノイズで過負荷にすることなく、脅威を監視できる統合的なアプローチを導入する必要があります。

主な特長

Icon for ECU cyber security page

クロスプラットフォーム対応

あらゆるECUから発生するセキュリティイベントをAUTOSAR標準に基づいた統一フォーマットに統合します。

高度なノイズ削減

車両内でセキュリティイベント(SEv)を指定された条件に基づいて効率よくフィルタリングし、SOCには適格なセキュリティイベント(QSEv)のみを送信します。

規制対応を支援

UNR 155におけるログ取得、監視、自動レポート生成の要件への対応を支援します。

通信量の最適化

エッジ側でイベント処理を行うことで、OTA通信量やクラウドストレージコストを削減します。

容易な統合

Linux、QNX、AndroidベースのECUに容易に統合でき、最小限の開発工数で迅速な市場投入を実現します。

ASPICE準拠・車載HPC対応

Rich OSとAUTOSARが共存する車載環境向けに設計されており、異なる安全レベルが混在する環境でも対応しています。厳格な車載ソフトウェア品質基準にも準拠しています。

Automotive DevSecOps

低負荷のセンサーイベント集約

ネットワーク、ホスト、アプリケーションの各センサーからのセキュリティイベントを効率的に集約しながら、CPUやメモリの使用を最小限に抑え、ECUの主要機能に影響を与えません。

Automotive DevSecOps

IDXMの主な機能

統一イベントフォーマット

AUTOSAR仕様を拡張・適用し、Linux、QNX、Androidデバイスにも対応し、車両全体でセキュリティイベントを共通のフォーマットで扱えるようにします。

セキュリティイベントの選別と適格化

事前定義されたルールとロジックを用いて、未処理のセキュリティイベントを優先度付けされたQualified Security Events(QSEv)へ変換することで、データ量を削減し、vSOCのアラート過多を防ぎます。

高いパフォーマンス

CPUおよびメモリ使用量を極めて低く抑えた設計により、アプリケーションのパフォーマンスを妨げることなくセキュリティ機能を提供します。

柔軟なイベントレポーティング(IDXR連携)

Intrusion Detection System Extended Reporter(IDXR)と連携し、セキュリティイベントをローカルに保存することも、クラウドへ送信することも可能です。

API互換性

Linux、QNX、Android向けに共通利用できる標準APIを提供し、異なるECUアーキテクチャ間でも一貫した動作を確保し、迅速な統合を実現します。

PlaxidityXの製品について詳しく知りたい方へ

「サイバーセキュリティは市場での差別化要因と考えており、PlaxidityXとのパートナーシップにより、当社の『デジタルシールド』サイバーセキュリティサービス製品を補完し、セキュアなソフトウェアとエレクトロニクスを提供するリーダーになるという目標達成に貢献すると確信しています。」

Oliver Huppenbauer氏

「プラクシディティ エックスとの提携により、当社のOEMおよびTier1顧客は、セキュリティを心配せずに新しい高性能Ajunic®プラットフォームを利用できます。プラクシディティ エックスの自動車サイバーセキュリティの専門知識と革新的なIDPS製品を活用することで、当社の不可欠なソフトウェア開発スタックの一部として市場をリードする車載保護機能を提供できるようになります。」

Georg Schwab氏

「PlaxidityX が持つ豊富な経験、知識、方法論、そして専門性が決め手になりました。PlaxidityX は、非常に短期間で最高品質の成果を提供し、納品してくれたため、当社のビジネス目標を達成する上で重要な役割を果たしました。」

PlaxidityX (Formerly Argus) Automotive Cyber Security
Emrah Duman氏

「PlaxidityX の包括的なサイバーセキュリティソリューションの数々と卓越した戦略的技術パートナーシップが、同社のリーダー的地位確立に寄与しています。」

PlaxidityX (Formerly Argus) Automotive Cyber Security
Dorothy Amy氏

「PlaxidityXとの提携により、お客様が当社のテストプラットフォームを使ってサイバーセキュリティテストを実施できるようになりました。PlaxidityXのような強力で経験豊富なサイバーセキュリティサービスプロバイダーと提携できることを非常に嬉しく思います。」

Herbert Schütte博士

「PlaxidityXが持つコネクテッドカーのセキュリティに関する専門知識と、MicrosoftのAzure AI機能を組み合わせることで、自動車業界全体におけるセキュリティの『シフトレフト』を加速させる又と無い機会を得ることができました。」

PlaxidityX (Formerly Argus) Automotive Cyber Security
Dominik Wee氏

「PlaxidityXは、ContinentalのSDV戦略の重要な柱であり、セキュリティ・バイ・デザインのアプローチを実現する上で欠かせない存在です。自動車のサイバーセキュリティがクラウドへと移行する中で、PlaxidityXの最先端技術と実績あるVSOC機能は、お客様の『未来のニーズ』に応えるための競争力を私たちにもたらしています。」

Gilles Mabire氏
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