PlaxidityX(旧Argus)、北米に自動車ペネトレーションテストラボを新設
プラクシディティ エックスは北米でのプレゼンスを拡大し、世界トップクラスの自動車サイバーセキュリティの専門知識とペネトレーションテストの能力を活用して、現地のOEMやTier1サプライヤーのご要望にお応えします。
ミシガン州デトロイト、2024年4月3日 – 自動車サイバーセキュリティの世界的リーダーであるプラクシディティ エックスは、本日、ミシガン州デトロイトに新たにペネトレーションテストラボを開設したことを発表しました。この革新的なテストセンターにより、プラクシディティ エックスは北米のOEMやティア1サプライヤーからの要望である現地でのペネトレーションテストサービスの需要の高まりに応えることができます。
自動車がますますコネクテッド化し、ソフトウェアに依存するようになるにつれ、自動車メーカーは各地域の規制要件を満たし、サイバー脅威を確実に防御するための対策を導入しています。ペネトレーションテストは、開発ライフサイクルを通じてソフトウェアとハードウェアに存在する脆弱性を検出するための一般的な手法です。米国の自動車メーカーは、車両やコンポーネントがISO 21434やUNR 155などの自動車サイバーセキュリティ規制・標準に適合していることを検証・確認するために、ペネトレーションテストを実施しています。
プラクシディティ エックスの新しいペネトレーションテストラボは、ハードウェアとソフトウェアコンポーネントのテストに必要なリソース、知識、テストインフラを提供します。現地で対応できることで、OEMやティア1が厳しい生産スケジュールに遅れることなく、時間とコストのかかるロジスティクスを回避するのに役立ちます。新しいラボはすでに稼動しており、ヨーロッパ、日本、韓国にあるプラクシディティ エックスの既存のペネトレーションテストラボで使用されている実証済みの手法とプロセスを活用しています。
プラクシディティ エックスは、ECUレベルのペネトレーションテスト、車両レベルのペネトレーションテスト、コードレビュー、自動化ファジングテストパッケージなど、複数のパッケージから構成される包括的でモジュール化された自動車向けペネトレーションテストサービスを提供しています。
コンポーネントレベルでは、ペンテストサービスはECUのインターフェース、通信チャネル、セキュリティ対策の脆弱性を検出し、報告します。プラクシディティ エックスのファジングテストツールは、ECUやその他のシステムの自動化されたスケーラブルなペンテストを可能にし、プラクシディティ エックスのリサーチャーがゼロデイ脆弱性やコンフィグレーションエラーを迅速かつ効率的に発見できるよう支援します。
プラクシディティ エックスのコンサルティング・リサーチ担当VPであるYehuda Kaufmanは、次のように述べています。「OEMやティア1サプライヤーの間で高まる自動車サイバーセキュリティソリューションへのニーズに応えるため、プラクシディティ エックスは北米市場でのサービス事業を拡大します。デトロイトに新設したペネトレーションテストラボにより、現地企業は当社の広範なサイバーセキュリティ知識と一流のテスト能力を活用しやすくなるとともに、プロジェクトのタイムラインを短縮することも可能です。」
PlaxidityXについて
プラクシディティ エックスは、自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、自動車メーカーやサプライヤーに車載およびクラウドベースのサイバーセキュリティ技術を提供し、自動車のコンポーネント、ネットワーク、フリートがそのライフサイクル全体を通じて安全で規制に適合できるよう支援しています。
プラクシディティ エックスのイノベーションとソリューションは、数十年にわたるサイバーセキュリティと自動車に関する研究に基づいています。当社は、取得済みと申請中を合わせて100件以上の特許を所有しています。
2014年に設立され、プラクシディティ エックスは本社をイスラエルに構え、米国、ドイツ、フランス、日本、韓国にオフィスを展開しています。